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BIZZER

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BIZZER
【標準スペック】
全長16.5M
【開発製造】
R&Bインダストリー
井更重工国有化後、それまで造船が主だったR&Bが連邦国全面協力の下開発に成功した重機歩兵。通称「BZ」あるいは「新型」。

火星戦末期にロールアウト。直後から火星軍を圧倒した事から、ZIXOを凌ぐ太陽系最強の重機歩兵誕生と持て囃され、井更重工の閉鎖によって生じる「地球の軍事力の低下」という懸念を払しょくした。

しかし技術的には付け焼き刃的な部分も多く見られる。
それまで井更重工が独占製造していた軽量パルスエンジンがそのまま採用され、外見は首都防衛専用重機歩兵ウィザードに酷似するなど、当局が井更重工から吸い上げた技術をそのまま流用したと思われるところが随所に見られた。

しかしエンジンの出力や基数などを大胆に増やすなど、R&Bらしい味付けが広い層に受け、評判は上場である。

ZIXO

ZIXO
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【標準スペック】
全長15.5M
【開発製造】
井更重工・R&Bインダストリー・アドネアトキ

井更重工国有化後に開発製造された、同社最後の単騎型重機歩兵。
際立って高いスペックを持つわけではなかったが、取り回しが良く、整備面からも優秀だった為、少々地味な外見を他所に連邦の主力機にのしあがった。
宇宙諸国連合との扮装を背景に多くの数製造され、古くから井更重工が高いシェアを締めていた東方のみならず、連邦全土に姿がみられるようになる。

後に連邦の後押しもあってR&Bインダストリー社が自力での重機歩兵開発を可能にすると、同社の新型Bのロールアウトを見てZは生産を終了。ZIXOの引退と同時に井更重工は武器商としての永き歴史に幕を下ろした。

マックス

【名前】
マックス(マーク=オーキス)
【所属/階級】
東方面軍第8重機歩兵部隊E81/伍長

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E81期待の新人。
E22陸上部隊に居た頃に戦場でE81に命を救われ、その後重機歩兵操縦士に転身を果たした。特種陸軍仕様のフェイズシフトの刷り込みが抜けずコクピットでの怪我が絶えない為、かすり傷の帝王の名をほしいままにしている。
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詳細
【年齢】
18歳
【身長】
175cm
【その他覚書】
ZIXO-1024

第8特種重機歩兵部隊

四方面軍ごとに設置された新設の重機歩兵部隊。

操縦士の高次元下活動の制約が常に課題になっていたが、アトロフィクシス(AF兵)を採用することによって稼働率向上を図る実験部隊として創設された。AF兵を収容する設備を必要とし、運用基準も一般兵科と異なる為「特種隊」と呼ばれる。

また本来公職に就けないAFを登用する為、創設当時急ごしらえとも取れる法律解釈が繰り返しなされた事から、これらの存在自体に対する世間の反発は根強い。

 

東方面軍第8特種重機歩兵部隊ユニットE81

東方面軍における第8特種重機歩兵部隊の一ユニット。全方面軍中抜きんでて規模が小さい組織。
縮小の発端は数年前に一兵士の引き起こした事件。これによって東方面軍内でAF兵の管理方法に対する強い不信感が生まれ、規模拡張を渋ってきた経緯がある。
普段は表立った舞台には現れず、もっぱら隣国の監視とテロリストに渡った旧地球連合軍の重機歩兵回収が任務。
主人公のクラノスが現場指揮官。

重機歩兵

全長10メートルを超える、人型に近いロボット兵器の総称。

高次元宇宙開発競争の為に生み出された兵器であり、異次元でのヒトの滞在及び活動(戦闘)を可能にした唯一の兵器でもある。

現在では従来の旧兵器を退け、どの国でも主力兵器として幅を利かせるようになっている。

 

構造
ヒトの高次元宇宙での活動を可能にするブレンコアを主演算装置に持ち、パルス・内燃式などの複合型エンジンを動力源とし、金属製ボーンフレームやレチルステン合成外装、人工筋肉などを備える。重機歩兵と名の付くものは全てにおいてメインブレンと直結する次元転置機構を一組ずつ備えている必要があり、これによって戦闘用亜空間領域を作り出すことができる。

 

活動領域
総重量もかなりになる事から重力下では機動力において他の兵器に劣る。

戦闘行為は次元転置機構から展開される戦闘領域(亜空間領域)内で行われるが、領域内で活動可能なのは重機歩兵のみであり、実質同じ兵器同士での戦闘のみを想定されている。

また戦闘領域には現宇宙に干渉する性質があり、巻き込んだ生物や構造物を破壊する事も可能。しかし領域の展開可能半径はごく小規模で、局地的には無敵だが広範囲の破壊には向いていない。

 

装備
物理法則の不安定な亜空間内では弾丸などの飛び道具の起動が制御できず、武器は白兵戦向けのものが多い。唯一ベジェ光学砲が有効な射撃手段だとされるが、近年外殻の性能が向上している事からかなりの着弾量が必要とされる。また、大きな破壊力を得るために、あえて有線の実弾が使用される事もある。

戦闘領域の特性上、強烈な機動力と機体の耐久性向上が期待できる事から、打撃系の武器を採用するところがまだまだ多い。

 

制御システム
主演算装置と操縦士を繋ぐMMI・サイトレーシビリティシステムはメインブレンと操縦士の思考の一部を同期させる事でヒトの戦闘領域内での活動を可能にしている。

その危険性から遠隔操縦や自動操縦等、人間を高次元宇宙に晒さない手段も模索されているが、今のところ成功例がない。
MMIアシスト機能の向上から、近年では慢性中毒の危険性も減り、訓練を積めば誰にでも扱えるまでになっている。それでもまだ長時間接続には向かず、どの国も重機歩兵の運用方法には頭を悩ませているようだ。
モーショントレーサーにはほとんどの重機歩兵側であらかじめプログラムされた行動を呼び出すダイヤログサポート式を採用している。

アトロフィクシス

宇宙入植以降に持ち込まれたBCウイルスに感染、症状を発症した人間を指す。
初期の段階では神経系統の異常発達や肉体の耐久性向上が見られるが、終末期には脳機能に障害が及ぶ為、退化したヒト(アトロフィクシス)いう名が定着したと思われる。

運動機能や肉体の強化は骨や臓器を含む全身あらゆる箇所で細胞の置き換えがされる事の副作用とされ、進行が進めばやがて置き換えの遅い脳細胞に及び、元来のヒトとしての機能を失っていくと考えられている。
寿命は健常者の半分ほど。

連邦国における権利の一時停止
変異進行の判断基準とされるBC型神経線維でアトロフィクシス(AF)と判定されると連邦国の国籍を失うが、代わりに専門機関への保護申請が可能で、以降準国民としての新たな籍を与えられる。
平常時の生活に特に大きな影響はないとされるが、職を得るのが困難であり、保護機関で働く者が大多数であり、その環境は恵まれたものではない。また連邦国の首都のあるパシフィックグレイオ造島諸島への立ち入りは一切禁止されている。

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